8:00〜
朝礼・打ち合わせ
一日の始まりは、仲間とのコミュニケーションから。現場の流れをイメージし、担当や重機の配置、近隣への注意点などをみんなで共有します。経験を積むと、図面を見ただけで現場の状況が立体的に見えてきます。ここで先輩たちの安全や工程の考え方と自分のイメージを重ねることが、成長への近道。この「段取り」と「危険予知」のイメージが、現場での的確な判断に繋がります。

9:00〜
現場スタート、既設舗装の撤去から
現場に到着したら、まず安全確認。隣接する駐車場の車の状況や、実際の交通量などを自分の目で確かめます。準備が整ったら、バックホウなどの重機を使い、古いアスファルトをパワフルに撤去。重機のオペレーター、誘導員、そして資材を運ぶダンプの運転手。全員の息を合わせたチームプレイで、作業はテンポよく進んでいきます。

10:00〜
路盤整正
古い舗装を剥がした下地を、平らに締め固める「路盤整正」。一見地味な作業ですが、このひと手間が道路の強度や水はけを決め、最終的な仕上がりを大きく左右します。ミリ単位の精度が求められる、まさに職人の腕の見せ所です。

12:00〜
昼食タイム
仕事中はキリッと集中、休憩中はワイワイと。このメリハリが気持ちいいんです。ヘルメットを脱いで仲間と囲む昼食は、最高のリフレッシュタイム。年齢や社歴に関係なく、何でも話せる風通しの良さが自慢です。

13:00〜
「乳剤」散布
午後の作業開始。新しく舗装するアスファルトが下の層としっかり接着するように、黒い液体状の「乳剤」をムラなく散布します。美味しい料理に下ごしらえが欠かせないように、これも丈夫で長持ちする道をつくるための大切な工程です。

13:30〜
敷き均し
今日のハイライト!140℃を超えるアスファルトを、「アスファルトフィニッシャー」という重機が一定の厚さで敷きならしていきます。目の前で道が黒い絨毯のように生まれ変わっていく光景は、何度見ても圧巻です。

15:30〜
転圧
敷きならしたばかりのアスファルトを、コンバインドローラーやタイヤローラーといった重機で締め固める「転圧」。巨大なアイロンをかけるように、何度も往復することで表面はどんどん滑らかになり、強度も増していきます。最後の仕上げ作業です。

16:00
完成!
チーム全員で最終チェックを行い、作業完了!自分たちが手掛けた道が、目の前にまっすぐ綺麗に伸びている。この瞬間の達成感は、この仕事ならではの醍醐味です。交通規制を解除し、早速車がスムーズに走り抜けていくのを見ると、確かな手応えを感じられます。

17:00
お疲れ様!ここからは自分の時間
日が傾く前に現場は終了。会社に戻って道具の片付けや明日の準備を済ませたら、定時で「お疲れ様!」。明るいうちに帰れるから、家に帰って家族と食卓を囲んだり、趣味のバイクをいじったりと、自分の時間をしっかり確保できます。
